3D CAD 面の作り方
スケッチで形状を作りたいときに必要になるのが、面になります。
面の作り方は、”構築”タブを開くと出てくる 〇〇平面というコマンド達を使います。
この中で最も自由度の高いコマンドは”パスに沿った平面”になります。
例とするとこんな感じでしょうか。
パスというのはこの場合青色にハイライトされている線になります。
この青色の線(パス)は原点で使われているX-Y平面で書いたスケッチの線です。
パスを線で使用すると、出来上がる面は線を直角に切る方向に作られます。
続いて設定しなければならないのは、線のどの位置で面を作るのか?
ということになります。
上の図は”距離タイプ”が”比例”となっており、数値は0.50です。これは線の長さを1としたときに、50%つまり、半分の位置で面を作りなさいという意味になります。
距離タイプの下向き▼をクリックすると、今度は”物理”となります。
これは、線の開始点から何㎜の位置で平面を作りますか?
と聞かれていますので、作りたい平面の位置に合わせて長さを指定してください。
また、パスはスケッチで書いた線だけではなく、ボディの角も選択できます。
”パスに沿った平面”の基本的な使い方は
1.作りたい平面にたいして直角カットされる線を作る
2.直線を指定して必要な点で平面を指定する
の2段階になります。
パスは、曲線でも問題ありませんが最初は直線から始めたほうが理解しやすいと思います。