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災害時に役立つのはホームバッテリーよりポータブルバッテリー

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大容量のホームバッテリーを備え付けるよりも、ポータブルバッテリー+ポータブルソーラーパネルの方がメリットが大きいです。

理由は3つです

1.大容量のバッテリーはいざというとき持ち運べない

2.持ち運べるソーラーパネルを併用すればどこでも発電ができ、容量が少なくても結果的に長期間使える

3.導入コストが安い

1.ホームバッテリーはいざというとき持ち運べない

ホームバッテリーは避難所へ持っていけない

大地震が想定されていますが、ホームバッテリーは持ち運ぶことが困難です。

大地震で電力が来なくなる場合、おそらく住宅も相当なダメージを負っている可能性があります。

これほどの被害をうけた住宅に住み続けるでしょうか?

普通は避難所へ移動しますよね。

避難所に逃げるとき、家の壁からバッテリーを引きはがして持ち運ぶとは考えられません。

持ち運べるバッテリーの方が圧倒的に便利です。

災害時モバイルバッテリーでは不足?

2,3日ならば、30000mA程度のモバイルバッテリーがあればスマホ一台分の電力はキープできるでしょう。

でも、冬場の避難では電気毛布など欲しくなりそうですよね。

こんな時、モバイルバッテリーではすぐに電力無くなってしまいます。

ポータブル電源クラスのバッテリーがあった方が良いでしょう。

ただでさえ体力の消耗が激しくなる避難生活では体力を温存することが重要です。

そんなタイミングでは、電気機器が役に立つでしょう。

東日本大震災では震災から1週間以内に 亡くなった方も

以下ウィキペディアからの抜粋になります。赤字部分は私が色を付けています。

震災関連死
東日本大震災では避難所の不衛生や寒さなどが原因で、避難後に死亡する例(震災関連死)が高齢者を中心に相次いでいる[69][70]復興庁では震災関連死の死者を「東日本大震災による負傷の悪化などにより死亡し、災害弔慰金の支給等に関する法律に基づき、当該災害弔慰金の支給対象となった者」と定義している[71]。復興庁によると、2022年3月末時点での集計で3,789人(福島県2,333人、宮城県930人、岩手県470人など)が震災関連死に認定されている。死亡した時期別にみると、震災発生から1週間以内は472人、8日後以降1か月以内は743人、2か月目以降1年以内は1,587人で、5年目でも105人いる[72][73]。福島県内の震災関連死による死者数は地震や津波による直接死者数を上回っている[74]。福島県の震災関連死の大部分は、原発事故の避難の影響で体調が悪化するなどして死亡した「原発関連死」とみられ、『東京新聞』の2016年3月時点での集計によると、福島県内の少なくとも1,368人が原発関連死であった[75]

引用元 ウィキペディア

注目していただきたい点は、発生から1週間以内に472名の方が亡くなったことです。

理由は様々あると思いますが、災害そのものだけでなく、避難中の生活こそ体調管理に気を付ける必要があります。

2.ポータブル電源はソーラーパネルと併用が最適

ポータブル電源の弱点はホームバッテリーほど容量が無いという点です。

それを補うのがソーラーパネルです。

バッテリー本体よりも、発電できる事の方が重要です。

夜間使用する分の電力を昼間のうちに充電できればポータブル電源の弱点は解消されます。

充電できるならば、およそ2日分電力が確保できる程度の容量があれば十分でしょう。

日中はソーラーの電力で充電しつつ、夜間は電気を使う。

このようにすれば、長期間にわたり電気を確保できます。

3.ホームバッテリーと比較!ポータブルバッテリーのコストとは?

ホームバッテリーの導入コストは本体+設置工事費で100万円から200万円が相場です。

これに比べてポータブルバッテリーは容量別に6万円から50万円程度です。

バッテリー単体もしくは、ソーラーパネルとセットのものもあります。

ホームバッテリーを安く導入するならば、ポータブルバッテリーを選択肢に入れるべきです。

コストついでに補足すると、バッテリーは処分費もかかる場合もあります。

単体のバッテリーならば無償で引き取ってくれますが、住宅に取り付けられたバッテリーは素人が取り外せるものではありません。そのため取り外しと、リサイクル費を請求されるでしょう。

例えばJackery社では自社バッテリーを無償で回収する取り組みをしています。

再生可能な社会では、購入から処分のすべての段階を考える必要があります。

Jackeryの無償回収サービスの記事はこちらから

↑をクリックしてJackeryの無償回収サービスを読む

容量別、ソーラーパネルも一緒に選べるJackery

Jackeryは10年の販売実績のあるアメリカのポータブルバッテリーメーカーです。

Jackeryのバッテリーの使い方を調べた記事を書きましたので合わせてこちらも参考にしてください。

Jackeryユーザーのバッテリーの使い方を調べる

どのようにjackeryのバッテリーを活用しているのかSNSを中心に調べてみました

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Jackeryのバッテリーを外へ持ち出してキャンプなどのアウトドアに活用している方もいます。せっかくポータブルバッテリーで電気を持ち出すことができるのですから、たくさん使っていつでも使えるように練習しましょう!