ボロ戸建てを安く買う方法
ボロ戸建て、もとい、中古戸建を探すときに購入価格を押さえたいと考える方も多いのではないでしょうか?
私の経験上ネットなどで見つけた物件でも、表示価格より安く買える場合があります。
それはどんな場合かというと、売主の手間を肩代わりすることです。
売主の気持ちになることで家を安く買う

不動産サイトで物件を調べていると、解体後引き渡しなどの物件を見ることがあります。
もし、その家がリフォームすることで住める見込みがあるならば、大幅に安く購入できる可能性があります。
なぜ安く購入できるのかというと、売却額に解体費が含まれているからです。
もし、あなたが解体する必要が無いと考えるならば、解体費分値引できる余地があると思います。
解体費は、石綿(アスベスト)の問題もあり、年々上昇傾向なので、売主さんもそれなりに売値に乗せている可能性が高いです。
ですので、まずは売買をしている不動産屋さんに家の解体をしない場合安く購入できるか確認してみましょう。ボロ戸建てならば200万前後は値引できる余地があると思います。
安いボロ戸建てには理由がある

安いボロ戸建てを見に行くとごみ屋敷になっていることもしばしばあります。
売主さんからすると、もう何年も空き家になっていて遺品整理もめんどくさいなんてことも普通にあります。売主さんが遠方に住んでいるとどうでもいい存在になっていることもあるでしょう。
興味が無ければ、値下げにも応じやすいですしいくらか現金が残ればラッキーくらいに感じているかもしれません。
安く購入するためには手間をかけることも選択肢のうちですね。
残置物撤去も楽じゃない

X(旧Twitter)など見ていると、残置物を自分でクリーンセンターにもっていって安く抑えたというような事例を見かけますが、再現性が低いです。
平日は他の仕事をされているとクリーンセンターにもっていく時間もないですし、1tトラックでもそんなにたくさん一度に運べません。
しかも、仏壇や、シーリングライト、扇風機などの粗大ごみは簡単に捨てられないですよね。
できるだけ早くゴミや残置物を撤去するためには外注を使うのが最も良いでしょう。
私が購入した中古戸建は、仏壇があったり、人形があったり、冷蔵庫がタイムカプセル状態で4年前のまま放置されていたり、ネズミのフンまみれの洗濯機など目を覆いたくなるような状況でした。
そんな環境で何日も作業していたら体調も崩しそうですし、なにより一人で作業するにも限界があります。
とにかく目の前からごみが無くなることで精神的ストレスからは解放されます。




ボロ戸建てはどのくらい安く購入できたのか?

上記のような取り組みで手間はかかりますがどのくらいで購入でき、ごみの処分代はどのくらいだったか紹介します。
物件の購入費
460万⇒150万
不動産屋さんの働きかけも大きいです。不動産屋さんへの報酬は50万円でした。
参考ですが、当時の460万円の仲介手数料は3%+6万円で約20万円でしたので、値引き頑張っていただいた分報酬は高くなるのは妥当だと思います。
ごみの処分代
40万
正直ごみの処分代にこんなにかかるのかと驚きましたが、他の業者さんに聞いたところ、洗濯機や冷蔵庫などの大型家電、テーブル、可燃・不燃ごちゃまぜのごみであれば妥当とのことでした。
まとめ ボロ戸建てを安く購入した結果

もともとは460万+20万(仲介手数料)=480万だったのが
150万+50万(仲介手数料+交渉手数料)+40万(ゴミ処分)=240万でしたのでちょうど半額のコストで手に入れることができました。
ネットの情報だけで判断せずにどうしたら売主さんが気持ちよく売ってくれるのか考えるのも大事だと思います。