シロアリ荘 和室の雨染み目立つ目透かし天井に壁紙を貼る
和室の天井のDIYでは、youtubeを見ていてもペンキによる塗装が多い気がします。塗装の難しいところは、木のヤニ成分がにじみ出てきてしまう点にあります。
特に、白い天井は空間を広く見せることができる反面、下地の木から出る黄色いヤニはとても目立ってしまいます。
また、溝がある目透かし天井の場合、溝の中を塗装するのもペンキが筆を伝い手元に垂れてきたり、筆にペンキをしみこませても、ペンキが重力に負けて抜けてしまい、塗るのに大変苦労します。
このような理由により、雨染みが気になる天井を壁紙で仕上げることにしました。
和室の天井に壁紙を貼る方法
一般的に普及している和室の天井は、目透かし天井ではないかと思います。この目透かし天井の一番の特徴は溝があることです。壁紙を貼ろうと思った際にはこの溝にどのように対処するかで大きく時間が変わると思います。
Xなど見ていると、溝を気にせず壁紙をそのまま貼っている方もいれば、しっかりパテで溝を埋めて貼っている方の両方を見かけます。
私は、パテ埋めしないと溝が凹み、照明で影ができたりするのではないかと考えているのでパテ埋めしてから壁紙を貼ろうと思います。
和室の天井に壁紙を貼る工程
大まかには以下のような工程を経て壁紙を貼ります。
- 溝にバックアップ材を入れる
- メッシュテープを張る
- パテで溝を埋める
- サンダーで均す
- 仕上げパテを打つ
- サンダーで均す
- 壁紙を貼る
目透かし天井の溝にバックアップ材を入れてメッシュテープを貼る
溝に直接パテを打ってもいいのかもしれませんが、バックアップ材を入れる目的は、溝のすべてにパテを埋め込むのはパテがもったいないという事で、メッシュテープは壁紙の割れ対策として入れることとしました。
バックアップ材は棒状のスポンジで、一般的には深い溝にコーキングする際に溝を埋めるために使用するものです。

バックアップ材はφ8㎜を選びました。溝よりも幅が狭いので、末端は折り曲げて2本にして太くすると溝からバックアップ材が落ちてこないです。あまり太い径のものを選ぶと溝から出てきてしまうと思いますので、やや細めを選びました。
バックアップ材を入れる際は、溝の幅と深さを測定しバックアップ材を選ぶとよいと思います。
メッシュテープを貼るとバックアップ材が落ちてこなくなるので安心してパテうちができるようになります。
パテで目透かし天井の溝を埋める

溝をパテで埋めるといいつつも、天井の出来栄えは場所ごとに変わってきます。
下の写真は段差の大きい場所と小さい場所を比べたものですが、段差が大きいと1cm近くあります。これに対して段差の小さいところは1㎜程度だったりします。


段差が違うことにより、パテの打つ量も当然変わってきます。段差の大きいところをフラット近づけるようにパテうちするのは結構大変なので、壁紙を貼るのをあきらめるかプロにお願いするのが良いと思います。
私は何事も練習と思いトライすることにしました。
段差が大きい場合は、溝の横にしっかりパテをもってやり、ヘラ先端の直線を使いフラットに成型することを意識します。
ヘラに力をこめるとヘラ先が曲がってフラットにならないので、できるだけリラックスした状態でパテ成型を意識するときれいにパテを打つことができると思います。
パテ硬化後の様子
以下は1回目のパテうち後の写真です。まだ若干凹みがあり、ヘラを当ててみると隙間があるのがわかります。そのため2回目のパテうちで仕上げます。
また、ヘラ操作のせいで凸になっている部分があることもありますので、パテうち後は一通りサンダーを当ててフラットします。


サンダーでパテを均す
サンダーで使用するペーパーの番手は#100~180くらいが使いやすいと思います。目が細かいと一か所にサンダーを当て続ける時間が長くなり、面がうねってくると思います。ですので、粗目の番手でさっとかけて終わりにできるのがベストだと思います。
インスタなどでプロの方はヘラでこするだけで終わりにしていたりしますが、そもそもパテうちが上手でないとサンダーで均す量も増えがちなので、初心者はサンダーを用意したほうが出来栄えもよくなると思います。
なお、常にサンダーを上に向けて使うのでサンダーの重量が大きいと腕が疲れます。選べるのであれば、コードタイプのほうが本体重量が軽いので有利になると思います。
作業中は粉がかなり出ますので、防塵マスクは必須です。また、音もうるさいので近隣にも迷惑が掛からないように注意してください。
仕上げパテを打つ
壁紙の下地調整用のパテは2種類あり、下地用と仕上げ用があります。一般に下地用は粗目ですが、硬化後の”やせ”が少ない特徴があり、仕上げ用は、硬化後目がきめ細かくなるのが特徴です。
仕上げで乗せるパテは量が少ないので、仕上げ用のパテで薄く乗せてやる感じです。下地用のパテは薄く延ばすとガサガサした感じになるので扱いにくく感じると思います。
仕上げパテは下地パテに水分を取られてしまうので、やや水分を多めにしたほうがパテを伸ばしやすいと思います。
硬化後のパテの様子

仕上げパテを打つと隙間はほとんどなくなるレベルまで仕上がります。
サンダーで最終仕上げ

仕上げパテ後もやはりサンダーで仕上げます。基本的にやることは下地後のサンダーがけと同じです。違うのは、サンダー後の拭き掃除です。
壁紙を貼る際には、天井にサンダーで削った粉が残っていると密着しにくくなり壁紙がはがれてくる原因になりますので、しっかり雑巾で拭き掃除をしておきます。
天井に壁紙を貼る

天井の壁紙貼りは、上の写真のようにつっかえ棒を用意すると作業がしやすくなります。
つっかえ棒を貼り始め付近で固定し、その状態で壁紙を一気に貼っていきます。端を貼り付け中の空気を抜いてやればほぼはがれることはありません。
初めに貼った場所は、落下しないように貼っただけなので、つっかえ棒を開放してしわを伸ばすようにして貼りなおします。

天井の壁紙貼りは壁に貼り付けるのと比べると、真っ直ぐ伸ばすのも難しく感じますがとにかく数をこなすほどに作業時間が短くなってきますのであきらめずに頑張りましょう。
ちなみに天井への壁紙貼りは、古い壁紙をはがした後に張り付けるより、石膏ボードなどつるつるした面に貼るほうが途中ではがれてくることは少なく楽です。
私はのり付きの壁紙を購入していますが、糊付け面にフィルムが張り付いています。一般的には貼る前にフィルムをはがし、糊付け面同士をくっつけて持ち運び、貼る直前にはがして壁や天井に貼ります。
ですが、フィルムを貼り付ける直前にはがす方法に切り替えました。理由はフィルムをはがす行為自体が作業時間が長くなるため、はがす行為自体をなくしました。

天井への壁紙貼りは、できるだけ床に降りる回数を減らすことで作業性が改善されます。そうするためには、脚立を並べたりして対応しましょう。

切り合わせは常に上を向いたままの作業になりますので、脚立を並べて作業する場合足元が見れませんので踏み外さないように時々足元を確認しながら作業をしましょう。

切り合わせが終わり、壁紙を水拭きすると完成です。もし切り合わせがうまくいかなかった場合は、白いコーキングなど壁紙に合わせたものを使用すると失敗した箇所が見えにくくなります。

壁紙を貼り終えるととても気分が良いです。ぜひトライしてみてください。
道具・資材紹介
最後に使用している道具の購入リンクをつけておきます。
パテ

バックアップ材

メッシュテープ

壁紙貼り道具一式

サンダー(マキタ・ランダムオービットサンダー)
