11月の瑞牆クライミングに行ってきました
冬季のクライミングは、湿度が下がり、フリクションが高くなり高グレードの課題が登りやすいと感じる方も多いと思います。
ということで、カサメリ沢の自身最高グレード更新するために5.13aのツタンカーメンにトライしてきました。
ツタンカーメンは、ショートルートだと思いますが、短いルートに13aの要素が感じれる1本でした。
結果的にはワンテンどまり、今後に課題を残す結果となりました。
後悔の念が・・・
ツタンカーメン 5.13a
序盤は、レイバックムーブでルーフの下まで進みます。
ルーフ下は、頭や、肩を岩に押し付けることでレストが可能になりました。体勢によっては、両手を離すことも可能です。
ルーフを抜けるところから核心が続き、細かいホールドを繋ぎながら終了点まで進みます。
薄被りのボルダー初段に出てきそうなカチがいくつも現れるので、ホールドに頼るというよりも、体幹を使ってバランスをとる必要があります。
ただホールドが持てれば良いというわけではないところが、とても味わい深い1本でした。
今回ワンテン止まりだったので、来シーズンにはしっかり対策を取っていきたいと思います。
トレーニング
カチを強化して保持力アップのために指懸垂
指懸垂!連続20回を当面の目標にしようと思います。
細かいカチでハイステップするムーブを使っているのですが、フットホールドが甘く、懸垂のように体を引き付けてハイステップした方が私はうまくいくようなので、やはり懸垂力は必須です。
ピンチ強化のために握力強化
グリッパーを使って握力を鍛えているのですが、外の岩場ではカチだけで持つよりも、親指を壁に押し当ててピンチのようにして持つ場合も多いのです。もちろんツタンカーメンでもいくつかのホールドではピンチ持ちを活用しています。
最近グリッパーでの握力強化を進めていますが、ピンチでの安定感が増しているように感じます。
200ポンド(90kg)のものを使っていますが、現状は全然握りつぶせていないので、目的意識を高め握りつぶしたいと思います。
冬のクライミングを快適にするアイテム
寒さ対策ということで、去年から電気ヒーター付きのベストを使っています。高級ダウンに比べると圧倒的にコスパがいいです。
休憩中・ビレイ中に防寒対策ができれば、体力の温存につながり、集中力を切らさずに済みます。
1000mmAのモバイルバッテリーで休憩中と、ビレイ中使っている限り電気不足になったことはありません。
モバイルバッテリーがあれば、スマホの充電もできるので何かと便利です。