八千穂高原ボルダー 神社下エリア
中部横断自動車道が伸び八千穂高原まで延線されグッと行きやすくなった八千穂高原ボルダーを紹介します。八千穂高原ボルダーは広範囲に点在しており今回紹介するのは八千穂高原ICから一番近い神社下エリアを紹介します。上信越道から小川山へ行くのに比べると1時間程度早く着くと思います。
八千穂高原ボルダー(八千穂ボルダー)の紹介
こちらのボルダーは、ROCK&SNOWのNo.43とNo.69に紹介されている公開エリアになります。
場所
場所は長野県の八千穂高原にあり、標高も高いため春から秋がシーズンになります。中部横断道路の八千穂高原ICから、車で10分程度登ったところにあります。駐車場は下の駐車場の写真をクリックしていただければ、Google MAPが起動するようになっております。
エリアの特徴
神社下エリアのボルダーは高いもので3.5m程度です。ボルダーは道路と大石川の間にあり、岩場へのアプローチは岩の写真をクリックしていただければGoogle mapが起動します。ほとんど人を見かけないので、踏み跡は無いと思ってください。ただし、道路から離れていないので、アプローチはしやすいと思います。ボルダーは斜面から突き出しているようなロケーションが多いです。
アクセスがだいぶ良くなった割には全然人がおらず、滅多にほかのクライマーと会ったことがありません。先ほど説明しましたが、エリアはそれなりに離れているので休日の小川山のエイハブ船長のような人混みが苦手な方には向いているかもしれません。
ただし、人が来ていないため課題によっては掃除から始める必要な課題もあります。
岩質
溶岩が固まってできたタイプの岩で、溶岩の対流の跡?のような うねった 模様が見られます。岩質は固く、鋭いポケットが多いです。安山岩でしょうか?
溶岩の岩といっても花崗岩のような粒子はありません。ですがフリクションはしっかりあります。
粒子で指皮がなくなり痛い!というのは少ないですが、ポケットが鋭いため私は指が痛くなりました。
トポは、ロクスノNo.43に掲載されております。クリックするとAmazonに飛びます。
神社下エリア駐車場
10台以上は停められそうですね!車の往来の邪魔にならないように注意してください。駐車場の前の道はカーブしており見通しが悪いです。車道に出る際には通行する車に注意してください。特に紅葉のシーズンは車も増えますのでより一層注意してください。ドライバーも高原の道を軽快に走っているのでスピードを出していますよ。
岩場への入り口
写真奥のすべり止めの砂の入ったボックスのところから車道を外れます。ここまで駐車場から登り方向に5分程度。google mapで見ると緑の袋を被せられています。
この写真は春先のため、草木がないので踏み跡がよく見えますが、季節が進み緑が濃くなってくると草木に隠れて踏み跡が見えにくくなります。ガードレールの端あたりから斜面をのぞくと、土管が見え、水が流れた跡のような踏み跡がありますのでこちらをたどって進みます。
ロールケーキ幕岩・マッシュルームなど
車道から降りて10m程度進むと、ロールケーキ幕岩、ウサギ岩、ショートケーキ、マッシュルームの岩があります。
ロールケーキ幕岩の上部は土があるので、登る前に上部を掃除した方が良いでしょう。
写真はマッシュルーム(岩)です。
お勧めの課題
- ロールケーキカンテ 1級
- 昼寝の歌 3級
- 2度寝の歌 2級
- ショートケーキカンテ 2級
- 紅天狗茸 3級
- ゾエア 初段
紅天狗茸は、マントル返しがなかなかスリリングです。
水神大岩
川のすぐ近くに大きな四角岩があり、これが水神大岩です。アプローチはマッシュルームから30m程度まっすぐ下り、林道跡を過ぎて20mすすむと現れます。アプローチ側から見るとこの様な形をしています。
課題のほとんどは川に面した側にあります。
お勧めの課題
- 七宝ダイレクト SD2級
- 亜谷女 SD 初段
- 楓 2段
七宝ダイレクトや、亜谷女は、ダイナミックなムーブも出てくるので気持ちよく登れます。
このほかにも、七宝1級 楓バリエーション初段などの高グレードの課題がそろっています。まだ触っていないので今後トライしたいと思います。
八千穂ボルダーについて
まだまだ岩場の認知度が低いためか苔や、落ち葉がボルダーの頂点に堆積しているときがあります。しっかり掃除してからトライすることをお勧めします。
パモのような長手のブラシや、場合によってはハーネスとロープを持って行って掃除が必要場合もありそうです。
今後も、このボルダーに行くので、ブログの内容も少しづつ充実させたいと思います
それではよいクライミングを!
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