kubo's.blog Written by s-kubota

クラックの形状別プロテクションの選び方

クライミング

プロテクションの種類はたくさんありますが、私の経験的にクラックの形状別のプロテクションの選び方について考えたいと思います。

平行クラック

平行クラック

カム全般

クラックにセットしたキャメロット

キャメロットをはじめとしたいわゆるカム全般が使いやすいです。

カムは、ある程度クラックの幅に対してゆとりがあるので、大体このサイズくらいと思ったサイズで大抵決めることができるので、プロテクションセットが短時間で行うことができます。

また、カムには1個につきカラビナがついているのでこの辺りもプロテクションセットの時間短縮に効果的です。

トライカム

クラックにセットしたトライカム

トライカムは一見ナッツと似ているので、下がすぼまったクラックで使うようなイメージがあるかもしれません。ですが平行クラックでもしっかり効かせることができます。

セットする際にトライカムがどんどん奥へ行ってしまうことがあるので、カムセットはできるだけ手前にすることが良いでしょう。

ボールナッツ

クラックにボールナッツを決める

マイナーなプロテクションですが、ボールナッツは平行クラックに決めることのできるプロテクションです。

ボールナッツを選択するメリットは、細いクラックに対して決めることができことです。

細いクラックになると、ナッツの出番になりますが、ナッツは平行クラックに決めるのは困難です。

また、小型のカムもありますが、カムは構造上小型になるとカムの対応するクラック幅のレンジも狭くなります。

この点ボールナッツは比較的レンジが広くなっているので、意外と使いやすい場面が多いと思います。

すぼまったクラック

すぼまったクラック

このようなクラックでは、大抵のプロテクションを決めることができます。

中でも、すぼまった部分が完全に閉じている場合は、ナッツが特に使いやすいでしょう。

クラックの開口幅に入るナッツであればどのサイズでも決めることができます。

クラックにナッツをセットする

登る前に、このような場所を見つけていた場合は、登る前にナッツとクイックドローをセットしておいた方が手数を減らすことができるので、オンサイト率が上がります。

ポケット

私は、ポケットにプロテクションをセットしたことは少ないですが、いくつかポイントがあります。

ステムの柔らかいカム

落下した際にカムがはじかれにくくするためにエイリアンなどのステムの柔らかいカムが良いでしょう。

また、奥行きの浅いポケットではカムのカサの部分が邪魔になるので、セットすることは不可能になります。

カムをセットできるポケットはある程度深さのあるものがセットしやすいでしょう。

トライカム

トライカムは、奥行きの無い浅いポケットでもセットできる可能性があります。もちろんなんでも決めることができるわけではないのですが・・・

トライカムは、カムと異なり奥行きの浅いクラックでも使えるので意外と使えます。

ナッツ

ナッツが決められるポケットポケット入り口よりも内側が広くなっているポケットで決めやすいです。

ポケットに入れる開口部が横長で内部が広くなっている場合、ナッツを差し込み90°回転させると出てこなくなります。こんなポケットが現れたら狂喜乱舞してしまうでしょう。