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築古戸建て 床の構築【根太とスタイロフォームを入れる】

築古戸建てリノベーション


築古戸建てでは床の根太、大引き、束がシロアリに食われている場合が度々あります。

私が購入した築古戸建ても一部屋やられていましたので、束、大引き、根太の交換をしました。

大引きに根太を入れる

根太を入れる前に、入れた後の工程を考えておく必要があります。

床に断熱材を入れる場合は、根太と根太の間にスタイロフォームなどの断熱材を入れます。

スタイロフォームは、幅を一定にしてカットします。

そのため、根太と根太の間も一定に合わせておく必要があります。

だから根太を入れるときは、幅を合わせる治具を作っておくと作業が早くなります。

治具と言ってもただの木の板ですが。。。

根太を入れる際に一か所ずつ測定するのも大変ですからね。

また、根太は床を張るときにビスを打つ場所にもなるので、板の幅に合うように注意しましょう。

合板の横は910㎜、縦は1820㎜なので継ぎ目に根太が無いと床が沈んでしまいますので注意しましょう。

床断熱【スタイロフォームカットして入れる】

スタイロフォームのカット

スタイロフォームは簡単にカットできますが、カッターで切っていると結構疲れます。

そこでおすすめなのは、治具を作ってカットする方法です。

治具を作ってカットすると早く、比較的まっすく切ることもできるのでお勧めです。

スタイロフォームを入れる

根太と根太の間にスタイロフォームを入れるのですが、何もしないと当然下に落ちます。

ではどうするかといえば、根太の裏側から板を取り付けてやります。

そうすることによって、スタイロフォームが落ちることを防ぐことができます。

このような方法を取る場合、根太の太さと、スタイロフォームの厚みを合わせておく必要があります。

根太の太さと、スタイロフォームの厚みが合わない場合は、WZピンというものを使います。

これは、根太の上からWZピンを打ち込み、このピンにスタイロフォームをのせて施工できるアイテムです。