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DIYでハンドル混合栓からレバー混合栓化する客付けアップと修繕費削減を両立!賃貸オーナーが今すぐ『シングルレバー混合栓』に交換すべき3つの合理的理由

その他リフォーム

賃貸物件のメンテナンス、つい後回しにしていませんか? 特にツーハンドル蛇口は、パッキンの劣化による水漏れトラブルが多く、管理の手間を増やす原因にもなります。一方で、シングルレバー式への交換は、実はオーナー自身でも可能な「投資対効果が極めて高い」修繕です。

客付けが有利になるだけでなく、長期入居にもつながり、さらには将来的な修繕コストまで抑えられる。そんな、知っているオーナーだけが得をする「混合栓交換」のメリットを徹底解説します。

内見はマイナス評価をなくしていくゲーム

実家を離れて生活を始める大学生や、新社会人にとっては、ツーハンドル蛇口はおじいちゃんち、おばあちゃんちを連想させる骨董品になりつつあります。内見時一見してわかるツーハンドル蛇口はたとえ新品であってもマイナス評価。せっかく内装をきれいにしても、競合物件がレバーハンドルだったらそちらに気持ちが向くことは必須でしょう。

そして1回選択肢から外れた物件は選ばれる可能性が下がります。

今回はキッチンと洗面台の2か所交換し、工賃抜きで合計約21,000円。内見時の印象を良くして空室が1か月短縮できると思えばコスパの良い投資と言えます。さらに言えば家賃5万円の物件ならばたった13日分の空室コストで元が取れる計算です。

できるだけコストを圧縮したい方は、DIYでの取付をお勧めします。取付工賃は1万円以上する場合もありますので、導入コストがかさみます。また、購入もホームセンターよりもAmazonのほうが安く購入できる場合もありますのでしっかり比較して購入したいですね。

キッチンの混合栓は効率と清潔感の戦い

キッチンは最も「レバー式」の恩恵を感じやすい場所といえるでしょう。

  • 「汚れた手」のジレンマ: ハンバーグをこねている最中や、泥付きの野菜を洗いたい時、ハンドルを汚さずに水を出せません。レバーなら手の甲や肘で「ポン」と操作できるのに…
  • 温度調節のタイムロス: 洗い物で「ちょっとお湯を足したい」時、両手で微調整している間に水が無駄に流れます。
  • 出しっぱなしの罪悪感: 温度調整が面倒だからこそ、こまめに止めるのが億劫になり、結果的に水道代がかさむストレスを感じがちです。

混合栓の買い直しを防ぐチェックポイント

賃貸のキッチンはミニキッチンという水道、コンロ、ファンが一式になったものがよくつかわれています。そのためレバー式の蛇口を選ぶ際にはちゃんと組み付くものが必要になります。

注意点1:レバー混合栓の組付け箇所はフラットになっているか?

レバー混合栓が組み付かなかった失敗例を紹介します。この時は、シンクの縁が混合栓の取りつけ面に当たってしまい組み付けることができませんでした。このような場合は、シンクに穴をあけなおす、もしくは干渉しない蛇口を改めて買いなおす必要があり、よく確認しなかったばかりに無駄な出費をしてしまいました。

レバー混合栓の蛇口を取り付けるパイプ間ピッチは、シンクと同じであるか?

実は混合栓の水とお湯を通す配管ピッチに種類があります。(ピッチ:お湯と水のハンドルの中心距離)

ミニキッチンは、戸建て住宅のキッチンに比べて小さく作られており、配管ピッチも短いものを使用ている場合が多いと思います。キッチン用だからと安易に買わず、現状確認の際にはメジャーをもっていきましょう。寸法が分かれば選ぶべき混合栓に自信が持てます。

今回取り付けたSANEI社のレバー混合栓の紹介

SANEIレバー混合栓

写真をクリックするとアマゾンのページにジャンプします。

特徴: ワンルームや1Kの「ミニキッチン」に最適なサイズ感。

単身者向け物件は最も競合が多く、入れ替わりも激しい激戦区。ここで「シングルレバー」という標準設備を備えていることは、内見時の強力な差別化になります。

「オールメッキ」の視覚的効果

特徴: ハンドルまで金属調の高級感あるデザイン。

樹脂製のレバーに比べ、写真映えが格段に違います。「管理が行き届いた綺麗な物件」という第一印象を安価に作り出せます。

取付ピッチ102mmの汎用性

特徴: 多くの古いツーハンドル混合栓と同じ規格。今回のミニキッチンにもちゃんと適合しました。

賃貸ミニキッチンの標準ともいえる信頼の混合栓です。

洗面台の混合栓は忙しい朝に違いが出る

独立洗面台の混合栓の交換(DIY)ツーコック式からレバー式に変更して清潔感UP

洗面台は「ちょっと使い」が多いため、動作の多さが不満に直結!

  • 寝ぼけた朝の格闘: ちょうどいい温度のぬるま湯をさっと作りたい
  • 洗顔・髭剃り中のもたつき: 石鹸がついた手でハンドルを回すと滑ってしまいなかなか閉まらない
  • 水垢の溜まりやすさ: ハンドルが2つある分、根元に水が溜まりやすく、掃除の面積も2倍

洗面台の蛇口の使いにくさ

  • ちょっと髪を濡らしたいけど蛇口が低い
  • ペットボトルに水を入れたいんだけど蛇口が低い
  • シンクの汚れを流したいけど水の向きを変えられない

日々洗面台に対して思うささやかな不満、どうせどうにもならないというあきらめ。

数万円の洗面台を買い替える必要はありません、1万円以下でできる混合栓交換DIY

独立洗面台は丸ごと交換するイメージがありますが、蛇口だけ交換することも可能。コスパの良いリフォームです。取り外しと取り付けに少し慣れが必要ですが、初心者でも1時間あれば交換できるような内容です。

古いからと言って家賃を下げるのではなく、先行投資をすることでさらに家賃をアップさせることも可能になります。

独立洗面台に取り付けたレバー式混合栓

洗面台用レバー栓(KOLERTHR)

写真をクリックするとAmazonにジャンプします

洗面台用レバー栓(KOLERTHR)の紹介

  • 「生活感」から「ホテルライク」への格上げ: 古い洗面台でも、蛇口がピカピカのシングルレバーに変わるだけで、一気に「リノベーション済み物件」のような清潔感が出ます。
  • コストパフォーマンス: 洗面台をまるごと交換すると数万円〜十数万円かかりますが、蛇口だけなら数千円の投資です。
  • 若年層・女性入居者への訴求: 洗面台はメイクや洗顔で頻繁に使う場所。「レバーひとつで適温が出る」ことは、忙しい朝を過ごす現役世代にとって必須条件に近いポイントです。

内見で一目置かれる混合栓を導入してみませんか?

3. お風呂:リラックスを邪魔する職人技

お風呂での不満は、もはや「修行」に近い感覚かもしれません。

子供や高齢者への不安: 操作に慣れが必要なため、子供が熱湯を出してしまわないか、高齢の両親が力不足で閉め忘れないかという安全面での不安。

修行のような温度調節: シャンプーを流そうとしてお湯を出した瞬間、冷たすぎたり熱すぎたり。「ちょうどいい」を見つけるまで、シャワーを体に当てられないあの数秒間は大きなストレスです。

「止める」ことへの恐怖: せっかく黄金比で温度を作ったのに、一度止めるとまた調整し直しになるため、出しっぱなしにしてしまう不経済さ。

壁付けタイプ

浴室用の混合栓が壁付けタイプならばメッキタイプのコスパのよい混合栓が取り付けられます。

賃貸物件で多いユニットバス用の混合栓はハイエンドのモノが多く今回は紹介を見送ろうと思います。

浴室用壁付けタイプ

ツーハンドル混合栓からレバー式混合栓への交換方法と道具

混合栓の交換はネジを緩めて外し、新しい混合栓を取り付ける作業だけです。ただし、作業スペースが狭く専用工具が無いとネジが外れません。動画をチェックして作業内容をチェックしてみましょう。

大変わかりやすい動画がありましたので紹介ます。

工具の使い方や、作業環境が紹介されていますので事前にイメージトレーニングができきっとスムーズな工事に役立つはずです。

工具

週末しか時間が取れないのに工具が無くて悪戦苦闘なんて避けたいですよね。しかも、修繕できるタイミングは1日しかないときもあります。現場を見てから工具を用意しておいてはとても間に合いません。時によっては時間はお金より重視する必要があります。

だから、道具選びで妥協してはいけません。特にキッチンのシンク下や洗面台の奥は、驚くほど狭く複雑な場所。そんな環境で活躍する工具を紹介します。

TONEのショートモンキーレンチ(MWRS-26)

混合栓交換で活躍するショートタイプのtoneのモンキーレンチ

。全長わずか110mmという短さが、狭い空間で真価を発揮します。標準サイズのレンチでは配管に当たって回せない場所でも、これならスイスイ作業が進みます。

「短いと力が入りにくいのでは?」と不安に思うかもしれませんが、信頼のTONEブランド。精度が高くガタつきが少ないため、ナットをしっかり捉えて確実に回せます。慣れない作業で一番怖い「ナットのなめり」を防ぎ、最短ルートで交換を完了させるための必須アイテムです。

TOP洗面レンチ 対辺10~50㎜対応セット

交換動画を見るとわかると思いますが、洗面台の下は、奥行きがなく、配管が入り組んだ「超・閉鎖空間」。一般的なレンチでは振り幅が確保できず、ほとんど回せないことが珍しくありません。しかし、このレンチは”縦型”に設計されており、角度の変わるヘッドが奥まった場所にあるナットを垂直に捉え、シンクの下からラチェット感覚で回すことができます。

特に賃貸物件の古い設備は、長年の固着でナットが非常に硬くなっているケースが多くそんな時は、工具の端に六角の頭があるのでラチェットレンチで力強く回すことができます。このような設計のおかげで無理な体勢で格闘して腰を痛めたり、周囲の配管を傷つけることを防ぐことができます。専用工具に頼ることは、単なる効率化ではなく、”失敗と怪我を防ぐための賢い保険”です。

週末の貴重な時間を、狭い場所でのイライラで終わらせないためにもこの工具が、あなたのDIYを「苦行」から「達成感」へと変えてくれます。

対辺とは、ナットの幅の事です。今回紹介している混合栓は対辺24㎜で小さい方のレンチが対応しています。紹介していませんが、蛇口を引っ張るとホースが伸びるタイプの混合栓は対辺が46㎜になり、大きい方のレンチが対応しています。競合物件の進化に追従するためには、様々な混合栓を選定する機会がありますので、セットで購入するほうがお得です。

因みにナットを外すときに回すハンドル部分は、小さいレンチと大きいレンチで共用となります。そのおかげで個別に購入するよりも安くなっています。

DIYなら4万円のコストダウン

工具代が入っているので割高に感じるかもしれませんが、交換作業は自分でやってみると意外と簡単です。だから他の部屋でも空室が出るたび使う工具となり、2回目以降不要な出費となります。

これも経験談ですが、外注は作業は楽ですが、実際は手配したり打ち合わせをしたり、最後に確認が必要になり結局時間が拘束されます。自分で工事からチェックまで行えれば手配にかかった時間をすべてかっとできるでしょう。

4万円弱コストダウンできたので、ウォシュレットや、モニター付きインターホンの導入なども視野に入ってきますね。

悩んでいる間に1日空室が伸びれば、それだけで数千円の損失になっています。次の週末、あなたの物件を選ばれる物件に変える準備を今すぐ始めませんか?Amazonなどのサイトを使えば、仕事終わりにホームセンターを回って混合栓を探す手間を省き週末には作業に取り掛かれるでしょう。

ただし、購入する前に混合栓の取り付けピッチの確認だけは忘れないでくださいね。