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フィッシング ドライフライでで魚を釣ろう

アウトドア フライフィッシング

今年も渓流解禁の季節がやって参りましたね。水面に落としたフライに水面を割って渓魚がフライをひったくる。そんな場面を想像すると、ウズウズしませんか?

ですが、フライフィッシング始めてみたいけど、お金かかりそうだし、難しそう。とか、始めてみたけど、全然釣れない。なんてことありませんか?私も始めたばかりの頃はサッパリ釣れずとても苦しみました。今は、プロのようなテクニックはないですが、それなりにドライフライで釣っています。私の経験から、使いやすい道具選び、や選ぶポイントなどを説明したいと思います。解禁するとはいえ、ドライフライで釣れるシーズンはまだ先ですので、これから準備しても間似合います!この記事を参考に最初の1匹を釣ってほしいですね!

フライで釣れたきれいなイワナ

準備するもの

  • 1.タックル
  • 2.服装
  • 3.キャスティング
  • 4.ポイント選び
  • 5.フライ選び

1.タックル

ティムコ ユーフレックスのコンパクトロッド
最初はセットでも、いつかはこんなロッドもいいでしょう!

タックルをまだ持ってないという方はセットを買いましょう。コスパがいいです。予算は一万円以下揃うでしょう。このセットに予備のティペット(ハリス)と、予備のフライを買い足せば完璧です。セットを選ぶときには、#4と表記されているものをオススメします。理由は後述します。

中古の方が安いんじゃないの?と思われるかもしれませんが、フライロッドと、フライラインは組み合わせがあり初心者の方は面倒に感じると思うのでオススメしません。フライライン(蛍光色の太い糸)が以外と高価なためにバラで買うと高くなるとおもいます。

先ほど少し話しましたが、フライフィッシングで一番分かりにくく感じるのがフライロッドと、フライライン。私は、#4をオススメします。フライラインには、番手があり、数字が小さいほど小さいフライしか飛ばせず、大きい数字になるほど大きいフライを飛ばすことができます。日本の渓流では、#1~#4が一般的に使われていると思います。#4を選ぶ理由は、扱いやすさです。ラインが重い方がコントロールしやすく、風の影響も受けにくくなります。また、フライラインの先に結ぶティペットと言うものが必要になります。ティペットは、テーパーがついておりフライライン(蛍光色の太い糸)の先に結びます。フライを結ぶ側は細くなっています。ミスキャストをすると、簡単に切れてしまうので予備のティペットも買っておきましょう。私は細い部分だけ継ぎ足して使っています。ロッドは、7ft前後で良いでしょう。セットで購入する場合は問題ありませんが、ロッド単体で購入する際にはロッドの番手を確認しましょう。#4のフライラインを使うときには、ロッドの表記は#3/4というものを使います。セットを止めて中古で安く済ませようとお考えの方は注意してくださいね。

2.服装

フライフィッシングの典型的な服装
ウェーダーにフィッシングベスト

ウェーダー(腰まである長長靴)は必須です。渓流を上がっていくには水のなかに入るのでとても冷えます。その為梅雨前まではインナー(ウェーダーの内側)にフリースを履いていても良いかもしれません。動き回る場合は暑くなるので保温性は気にしなくてもいい場合が多いです。靴は、ウェーダーと一体になっているものと、別体になっているものがありますが、コスパで選べば一体の方です。別体の方がシューズを個別で選べますが、フェルトシューズは高いです。はまるか分からない釣りでここにお金をかけるのは、オススメしないですね。フライフィッシングと言えばベストを思い浮かべますが、私は小型のバックパックで済ましています。水や、食料、カッパなどを入れています。フライフィッシングを続けたい!と思ってから買ってもよいとおもいます。

3.キャスティング

恐らくこれが最もハードルが高いでしょう。ですが安心してください。渓流ではたいして飛ばす必要ありません。5メートル飛ばせれば釣れます。ただし、狙ったところにフライと、ティペット(餌釣りで言うところのハリス)を落とすテクニックが”釣れる”と、”釣れないを決定づけるとおもいます。フォルスキャスト(一般的にフライのキャスティングでよく見かける前後に振ってキャストするスタイル)でロッドを前に振ったら一瞬止める。後ろに振ったら一瞬止める。の繰り返しなので射程距離が短い場合難しくありません。難しいのは、フライライン(蛍光色の太いライン)より先のラインコントロールです。着水時の基本は、フライとフライラインの間のティペットは”たるませる”事を守りましょう!

たるませるテクニックはいくつかありますが簡単なものから説明します。

①.着水前に全力でキャスト これを空中で行うと、着水するまでの間に伸びきったラインかもとに戻り”たるみ”ができます。とても簡単です。

②.キャスト後にフライラインが空中にいるうちにロッドティップ(穂先)を左右にシェイク(振る) これをすることで適度なたるみをつけることができます。ついついフライの行き先に見とれてしまうタイミングですが、ロッドをシェイクしましょう!

③.ティペットと、フライを同じところにかためて落とす ちょっとレベルアップしますがキャスティングの感覚を掴めばやり易いとおもいます。イメージは急降下爆撃。フォルスキャストの最後の1振りをロッドのティップ(穂先)を下に振り落とすイメージです。あまり強く振るとフライラインで、水面を叩いてしまい魚にプレッシャーをかけてしまうので注意してください。

逆U字キャストはなかなか難しいテクニックですが、色々な場面で役に立ちます。ですが今回は説明を省きます。

そもそもなんで、そんなにたるませろ!なんて言われなければならないんだ?と思いましたか?たるませる理由は、ズバリ フライを自然に流す為です。川の流れに交差して、真っ直ぐキャストすると、ほぼ確実にフライラインの方がフライよりも先に川の流れによって流されフライは不自然に下流へ流されます。これではまぐれでもない限り魚は釣れません。フライラインが先に流されてもフライが自然に流れるようにするためには、ティペットに十分たるみを作ることが必要なのです。

参考書籍

4.ポイント選び

フライをどこに落とすか?とても重要な要素です。目安は川の流れと、それをさえぎる障害物。この二つが合わさったところにいます。キャスティングでフライを落とす場所は魚のいるところから1メートル程度上流を狙いましょう。魚が居ると目をつけた場所で思い通りにフライを引ったくられたらもう病みつきです。

5.フライ選び

フライはまずは、3種類と、種類毎に3サイズあればまずは良いとおもいます。フックサイズは14,16,18辺りのフライであれば無難だと思います。オススメのフライは下の3種。

  • エルクヘア カディス
  • アダムス
  • スタンディング ダン

私はこの3種ばかり使っています。

今回はこれで終わりになりますが、こちらの記事は時々書き直していきたいと思います。それでは、楽しいフライフィッシングライフを楽しみくださいね!

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