kubo's.blog Written by s-kubota

ウェイトトレーニングでクライミングがうまくなる

クライミング クライミングトレーニング

クライミング歴15年にして初めて、クライミング(あるいはボルダリング)がうまくなるトレーニングがわかったので記事にします。

もしあなたが、クライミングやボルダリングを手っ取り早くうまくなりたいならば一読することをお勧めします。

クライミングではウェイトトレーニングすることが大事

私自身ウェイトトレーニングに対して違和感がありました。

ですが、今まで以上に上達したいと思うようになり、今まで避けてきたウェイトレーニングを追加したところ、効果が目に見えて上達していることを実感しています。

クライミング上達においてやるべきウェイトトレーニングは荷重懸垂

ウェイトをぶら下げて行う荷重懸垂は、インスタや、youtubeなどでもプロクライマー(アレクサンダーメゴスなど)がやっているのを見たことがあるのではないでしょうか?

衝撃的なトレーニングなので、自分には、荷重懸垂のようなウェイトトレーニングはできない。

と思ってしまいますよね。

でも、恐れず挑戦してください。

メゴスも人間です。

クライミング上達のためにウェイトトレーニングをお勧めする理由

どんなトレーニングでも大事なことは継続することです。

継続するポイントは、一回のトレーニングがめんどくさくならないようにすることです。

めんどくさくないウェイトトレーニングとは短時間で終わらせるということです。

さらに、知人も巻き込むことで、トレーニングが継続しやすくなります。

なぜクライミングのウェイトトレーニングは短時間でよいのか?

荷重トレーニングの一番の目的は、最大筋力をアップさせることです。

最大筋力さえアップできればいいので、1回できればいいのです。

一回で終わるというのがウェイトトレーニング最大のメリットです。

あなたがクライミングや、ボルダリングを上達したいならば、ジムでクライミングやボルダリングを楽しんだあと、最後に最大ウェイトに挑戦すればよいのです。

なぜウェイトトレーニングは周りのクライマーを巻き込みやすいのか?

あなた以外のクライマーから見たら珍しい光景だからです。

これも一つの理由ですが、最も大きな理由は。

男は競って勝ちたいと思っているからです。

どんなにクレーバーに振舞っているクライマーても、身近なクライマーがウェイトトレーニングしていたら、内心俺だってそのぐらいできるよ。と思っているものです。

この本能を利用して仲間を増やしましょう。

ウェイトトレーニングはぶら下げるウェイトが数字でわかるので勝敗がわかりやすいです。

つまりゲーム性が高まります。

周りのクライマーを巻き込めば巻き込むほど、次回もその話題が出るのでやめにくくなります。

注意してほしいのは、ウェイトの重さを競うことではなく、あなたが続けるということです。

後から始めた人があなたより重いウェイトで荷重懸垂をしても焦ってはいけません。

重さでマウント取りたい人も現れるかもしれません。ですがそんな人は適当にあしらって、あなたは自分のレベルをアップさせることに集中しましょう。

そしてあなたの目的は、クライミングがうまくなることです。

最大筋力の向上がクライミングの上達する理由になるのか?

その答えは、人間の腕が余裕をもってクライミングできるほど筋力がないからです。

人類は日常的に自分の体重を腕で支えていないですよね。

つまり、日常的に負荷にさらされていない腕は、全体重に耐えられるほどの筋力がないのです。

あなたがクライミングするとき腕力はいつも最大限の力を出していると思いませんか?

では体重を支えている足はどうかというと、腕ほどの疲労感はないですよね。

クライミングがうまくなるためには、余裕を持つことが大切です。つまり、クライミング中は冷静になってムーブを探ったり、重心のバランスを整えて体勢を崩さないことに気を使うことが大切なのです。

ところが、腕力ばかりに気が向いてしまうと、ホールドを見落とし、ムーブも探れないですし、バランスも悪いのですぐに落ちてきてしまいます。

あなたが、クライミングを上達したいと思っているならば、クライミング中の余裕をどうやったら作れるのか考えることが大切です。

クライミング中に余裕を作るためには、悪いホールドであってもしっかり保持できる筋力が必要なのです。

ところが残念なことに、日常生活においてスマホを持ち上げることにしか腕を使っていない我々の腕力は、クライミング中に余裕を生み出せるほどのパワーがありません。

つまりクライミングをするには筋力不足なのです。

結局クライミングを上達する第一歩はウェイトトレーニングで腕力の最大筋力をアップさせることに尽きる

現在私は、半年ほどかけてぶら下げるウェイトを42kgまで上げることができました。

自分の体重と合わせると105㎏です。

その結果、悪いホールでもムーブを探る余裕が生まれたり、リードクライミングでは、レストポイントで少し腕を休ませるだけで回復できることに気づくことができました。

すこし解説すると

クライミング中に腕にかかる重さは体重がマックスです。

ところが最大筋力は105㎏なので、クライミングで疲れたと思っても、63㎏の負荷しかかかっていないのです。

この最大筋力と、自分の体重の差が大きくなればなるほどクライミングは余裕が生まれます。

余裕があるからこそ、ムーブを探ったり、バランスをとれる体勢を見つけるチャンスがうまれるのです。

その結果クライミングがうまくなるのです。

さぁ、明日のあなたを作るのは今日のあなたです。

クライミングをほんとにうまくなりたいならば、腕力をつけるべく筋トレしましょう。

ホントは一回下手になるウェイトトレーニング

実は荷重懸垂によるウェイトトレーニングを始めてからクライミングが一度下手になっています。

そのあと、クライミングはトレーニング以前より上手になっています。

そのあたりは下の記事をご覧ください。

見落としがちなポイントを記事にしています。

また、トレーニングで使っているギアも併せて紹介しています。

クライミングウェイトトレーニング【荷重懸垂】

一回下手になってしまう荷重懸垂の効果

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