2020/05/04 (更新日: 2021/05/30)

長野県八千穂高原ボルダリングエリア

上信越道から中部横断道ができつつある現在、長野県の八千穂高原ボルダーへのアクセスは各段に良くなりました。

八千穂高原から、小川山、瑞牆山までは1時間半程度の距離です。移動時間を分割し、八千穂高原の駒出池でボルダリング＆キャンプし、翌日小川山、瑞牆山へ転戦してはいかがでしょうか？

八千穂高原ボルダーエリア全体図

八千穂高原ICから信号を左折し、駒出池キャンプ場を目指します。駒出池キャンプ場までおよそ車で20分程度です。ボルダーは道路と大石川の間に点在しており、路側帯に路駐する箇所があります。駐車する際には通行の妨げにならないように注意してください。

各エリアの駐車場は下のエリアごとのページに乗せてありますので参考にしてください。

このエリアは、2009年のRock＆Snow No.43と、2015年のNo.69に紹介された公開エリアです。

No.43では、課題数は307課題。No.69では11課題公開されています。グレードは10級から2段まで広範囲にわたりあります。ローカルエリアにしてはかなり多い部類ではないでしょうか？100岩でも課題数が300以下のエリアは普通にありそうな気がします。

岩質は安山岩。エッジの効いたカチや、ポケットが多い印象です。フリクションはしっかりあるのでスメアを利かして登ることもできます。

また、節理によるクラックや、凹角、下部の切れ落ちたどっかぶりボルダーなどあります。この辺りは白髪鬼で知られる湯川と似たような岩質ですね。

スラブ系の課題は少なく、垂直から薄かぶりの課題が多いと思います。ローカルボルダーにありがちな、行ってみたらボルダーが小さくイマイチ。なんてことよくありますが、結構高いボルダーも多くあります。

八ヶ嶺エリアではトップロープエリアもあり、トップロープで練習後ハイボールで挑戦！なんていうこともできます。

各エリアの課題数とグレードは下の通りです。エリアごとにブログを執筆中ですので、今後リンクでつながるページを増やしていきたいと思います。

駐車場はそれぞれのエリアの記事に書かれていますので、そちらを参照してください。

エリア全体に言えるのですが、急斜面を下るのでクロックスはやめた方が良いと思います。また、笹薮を通る場所もあるので、短パンは向いていないです。公開されてから10年以上経過していることもあり自然に帰ってしまいている岩もあります。

ボルダリングエリアのすぐ近くには、駒出池キャンプ場があります。キャンプ場内に池があり、美しい景観が楽しめるでしょう。また、晴れていれば夜には満天の星空が望めるでしょう。

下線文字をクリックするとgoogle mapが起動します。

八千穂高原ICを降り一般道に降りる信号を右に曲がり、少し下った右側にハーモナイズというレストランがあります。

八ヶ嶺エリア近くのロッヂ八ヶ嶺でも食事が可能です。ただし、営業していない期間もあるようなので、事前に確認した方が良いでしょう。

ICからボルダリングエリアに向かう途中のやちほ夢の森ではやつきたハムが食べられるそうです。ただし、土日営業で事前予約が必要のようです。私はいつも素通りですが。

また、八千穂レイクの管理棟では軽食ができるようです。

八千穂ICからボルダーエリアの間にはコンビニはありません。高速に乗る前か、サービスエリアに寄っておいた方がスムーズです。降りたICから一番近いコンビニはセブンもしくは、ローソンになります。

スーパーもコンビニ同様にICを降りるとありません。

最寄りの温泉はヤッホーの湯と稲子温泉です。駒出池キャンプ場にはシャワー室があるようです。キャンプ場・温泉施設は、コロナ禍の影響で営業しているのかわからないので、事前に確認することをお勧めします。

完全に私の趣味ですが、八千穂高原の八千穂レイクではルアー、フライフィッシングが楽しめます。完全キャッチ＆リリース制で大型のニジマス（アルビノも含む）が狙うことができます。40㎝を超えるサイズのニジマスはとてもパワフルでとてもスリリングです。八千穂レイクでの記事はこちらく